2013年
あけましておめでとうございます。
1年振りの更新をお許しください。
昨年は自民党が圧勝し政権交代しましたね
野田民主はひどかったですが、さりとてまた自民党政権に戻す
というのはいまだに理解に苦しむところであります。
そもそも、比例での自民党得票率は15%程度とのこと。
たった15%の支持しかない自民党が過半数に届く勢いだ
というのは、これはもうシステムが悪いと言わざるを得ませんね。
まったく民意が反映されていない
日本は、国民主権国家だと思い込んでいるだけで、実際は国民主権
にならないよう巧妙に仕組まれているのでしょう。
世論調査では、60%超が脱原発とのことですが、
安倍さんは原発新設もありうることを明言しました。
これも、全く民意が反映されていませんね
いまだに、原発事故で、仕事を失い家を追われ避難されている方が数十万人といらっしゃるのに、よくそんなことが言えるもんだと思います。
他の政策も推して知るべし、です。
特に問題だと思っているのが、極右の安倍さんの悲願である憲法改憲
を参院選後におしすすめようとしていることです。
自民党改憲論の本質とは、いわゆる、1% VS 99%の闘いなのです。
1%は一部の既得権益層、99%はその他の庶民層です。
現日本国憲法は民衆の立場に立ったものです。
1%の既得権益層が支持母体である自民党が、1%のために改憲を目論んでいます。
現憲法は国民が主体であり、国家、公権力側に義務を課すものとなっています。
自民党の改憲案というのは、
具体的に言うと、 『天皇または摂政および国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し、擁護する義務を負う』というように、今まで国民が国家に対して義務を付していたものを、逆に、『すべて国民はこの憲法を尊重しなければならない。国会議員、国務大臣、裁判官その他の公務員はこの憲法を擁護する義務を負う』
というように、国民が国家に対して義務を負うというよう
に文言を変え、全く逆の思想に転換するものです。
そうすると何ができるか
国が戦争すると決めたら、戦争反対でも兵隊としていかなければならなくなります
憲法で、国に従う義務があると決められているからです。
今までは基本的人権が全ての上にあったので、
国家が戦争を決めても個人レベルで反対ができたのです。
正に戦時中の体制に逆戻りすることになります。
北朝鮮ロケット発射実験(各国メディアではロケットと表現していますが、日本はナショナリズムをあおるためにどのメディアもミサイルと表現しています。)や、中国の領海侵犯などがあいまって、
1%側がうまくナショナリズムをあおって、かってないほど
国家主義的な機運が高まっており、大変危機的な状況だと感じています。
1%側は、うまく、愛国心やナショナリズム的なものに問題をすり替えることに成功しており、安倍政権支持者はそのことに全く気付いていません。
思想が右的な方々は、利用されているということに気付いてほしいです。
現憲法では、戦争はできません。
日本が世界に誇れる憲法です。
その憲法9条を改憲し、戦争ができる国家にし、
兵隊に行けと命令することができる国家体制を構築する
それが安倍自民がやろうとしていることです。
ついでに、緊急事態法なるものを制定して、原発事故や戦争時など非常事態には政府に都合の悪い人たちをかたっぱしから刑務所へぶち込んでおけるような法律をこっそり通そうとしています。
何としても阻止しなくては、と思います。
以下、実現させたい政策をあげます。
消費増税反対
TPP反対
脱原発
憲法9条改正反対
国防軍改名反対
風営法ダンス規制反対
地方活性化
行き過ぎた格差社会の是正
それぞれ、一つずつ解説したいのですが、
長くなりますので、次の機会にします。
とりあえず、本年もよろしくお願いしますね
サルサ岩渕