ジュラシック・コード―あなたの脳に潜む「爬虫類脳」の不思議


何とかコードって、流行ってますよね


ダヴィンチ・コードとか


まだ読んでないし、どんな話なのかも全く知らんけど

面白そうなので、映画で見ようと思ってまして、内容は知りたくない


まぁそれはどうでもいいんですけど




この本は、脳、人間の進化について論じた本です。


人間は、なぜ悩むのか


それは、脳の中に、3人の王様がいて、ああだこうだとやっているからなのです。


王様は、それぞれ、性格や意見が違います。


3人が同じ意見なんてことはめったにない。


それが悩みなのです。




美人とか、イケメンだと騒いでいるのは、魚でいうとエラの形がいい、と言ってるようなもんだとか


特に面白いのが、コレ!

20世紀最後の大発見といわれている、「ミラーニューロン


自分がその行為をしても、目の前の誰かがその行為をしても、同じように反応する脳細胞のことです。


自分がアイスクリームを食べても、目の前の誰かがアイスクリームを食べても、同じように反応する




この細胞がなかったら、あらゆる映画や小説やテレビなんか一切存在しなかったかもしれません。


すごい世界だ


例えば、スポーツ中継なんかに興味がない人は、上手にミラーニューロンを意識できない人、とも言えるわけです。


なんでも、自分でやらないと気がすまない。






それは得なのか損なことなのか

このミラーニューロンが究極的に働いたのがマトリックスの世界ですね。


自分は現実世界で動き回っているつもりだけれど、本体は実は寝ているだけというアレ


どっちが幸せなんですかね

ネオみたいに、苦労はするけれども気付いた方がいいか、そのまま気付かないで空想世界でノリノリ♪な方が幸せなのか


他には、「感情」「言葉」の意義について


表現が豊かというけれども、

自分の感情を言葉という限定されたものに当て嵌めることに器用なだけかもしれないのです。





この本は一読をオススメします

自分は何を望む脳なんだろう・・・


動物でいたなら楽しめたはずの、自然の感情のままに生きる人生。


現代人は昔の人の727倍のスピードで生きているとのこと。


昔の人は、朝起きて、メシ食って、畑へ出て、メシ食って・・・

夜は暗いので、寝るしかない。


のんびり。



今は、あまりにも、やることがたくさんありすぎる。


圧倒的に、時間が足りない。



何をやるかより、何をやらないかを考えなくてはならないのだ

ぼくにだって、やりたいことはたくさんある。


図書館に入り浸りたい
ロスにいる友達に会いに行きたい
ラスベガスに行きたい
英語の勉強をしたい
中国語も勉強したい。
経理の勉強もしたい。
ピアノの練習もしたい。
温泉に行きたい。
今年は一回もスノーボードに行ってない
世界一周したい
1日中ダラダラしてたい
実家でのんびりしたい
起業したい
結婚もしたい
子どもも欲しい・・・
猫飼いたい・・・
etc・・・

ざっとあげたてみただけで、こんだけ
細かいのもあげたら、キリがない



もちろん、一度しかない人生、全てできたら最高だし、そのつもりでいる。

だけど、全てできるかは分からないよ


だって、明日も生きてる保障は何もないわけだから


だからこそ、時間管理の本でも耳にタコができるくらいに、時間配分と、優先順位が大事だ
と書かれているんだ。



例えば、明日で地球が終わる、としたら?


ボクシングの練習なんか、したくない(笑)


この問いは、あまり現実的ではないけれど。

でも、100年後に自分の人生は終わっているのは確実だ



「自分の脳は、何を望む脳なのか?」

一生、ぼくにつきまとうテーマだとは思うけど。


根底にあるのは、「人生、アツく、生きたいな」ということ




ボクシングをやるのも、そんな理由から